ゾルグンデの巣窟から急斜面をのぼっていくと、その向こう、崖の下で巨人が何やら儀式に捧げられておりました。
しかし斜面が急すぎる。
滑り降りるにも、敵の姿もあるので、いったん保留にします。もうちょっと順当に歩いてこられる道があるはずです。
そこで、ゾルグンデの巣窟に向かう途中の分かれ道まで戻り、もう一方の道を進んでみます。
道の途中でキャンプのたき火が見えました。
誰かが休んでいるのかもしれません。近寄ってみましょう。
……休んでいるっていうより、亡くなってました。
この直前、クマと戦ったのですが、そのクマのえじきになったのでしょうか。詳細はわかりません。
カランは日記を持っていました。日記によると、二人は民族が異なり、さらにカランはいいとこのお嬢さん、タルブールは平民と身分の差もありました。
そこで駆け落ちをしたのですが、何かあって、ここで死んでしまったのでしょう。
ふたりが同じ天国に行けるといいのですが……。
そっと立ち去って道なりに行くと、宿屋オールド・フロルダンがありました。
せめて二人がここまでたどり着けていればなァ。
薪を持った男性が歩いていました。
レオンティウス・サルヴィウス……覚えのある名前です。声をかけてみて、思い出しました。
農場をやっている父親に手紙を託されていたのでした。渡しましょう。
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「決して変わらないものもあるようだな。わざわざありがとう。これはお礼だ」 |
「……あまりいい感じの手紙じゃなかったようだね」
「読んどけばよかったのに~」
「いや、人様への手紙だし」
でも気になったので、書籍の書き起こししてるサイトで読みました。
うん、これは、レオンティウスが帰る気にならなくても仕方がないですね。
宿屋オールド・フロルダンは、エイディスが経営しています。その息子スクリも従業員として活躍していて、こまっしゃくれていますが、なかなか有能です。


こちらは母親のエイディス。彼女が経営者です。
タイバー・セプティムの部屋があるというのが宿屋の売りです。
タイバー・セプティムというのは、古きノルドの英雄で、このへんを広く統一して帝国を築いた、いわゆる初代皇帝です。そのあと、神格化されて「タロス」と呼ばれます。
帝国の初代皇帝=タロス信仰の本尊なわけです。
彼が数百年前、初めて将軍として戦って勝利を得たのが、このオールド・フロルダンなのです。敵はリーチの蛮族でした。
つまり、このへんは帝国の最初の戦いと勝利のあった、由緒正しき地域なのです。
この宿屋には、そのタイバー・セプティムがオールド・フロルダンの解放者として最初の夜を過ごしたベッドがあるというのです。
そういう事情なので、エイディスは完全に帝国サイドです。彼の夫(スクリの父)は帝国のために戦いに行っています。
せっかくなので、タイバー・セプティムの部屋に泊まってみることにしました。
10ゴールドですしね。

枕もとの小テーブルには、両手剣のスキルがあがる「サンクレ・トールの戦い」がありました。タイバー・セプティムにまつわる戦いの本でした。
で、一晩眠って目覚めたところ、いきなりエイディスの悲鳴が聞こえてきました。
盗賊の襲撃か何かでしょうか。
部屋を飛び出してみると、宿屋の中央に、亡霊が立っていました。
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「待っていたぞ。ヒャルティ」 |
ヒャルティ……私のことでしょうか?
どうやら私を「ヒャルティ」という人物だと勘違いしているようです。
「ヒャルティ」はフロルダンを略奪した時、この亡霊を義兄弟にすると約束しました。
だから彼は敵に殺されても待ち続けました。作戦で2度一緒に戦い、彼は「ヒャルティ」に何度も命を救われたので、強いきずなを感じているのでしょう。
剣を渡してほしい、そして義兄弟になろう……亡霊はそんなことを言います。
「うん、まあ、剣を探すのはかまわないけど……ヒャルティって誰」
「エイディスに聞いてみたら~?」
「聞いたことがないみたい。タイバー・セプティムの名前のひとつじゃないかって」
「ふ~ん」
「興味ないよね?」
「ま~ね~」
エイディスは、タイバー・セプティムがオールド・フロルダンより前に敵の野営地を攻撃したと伝えられていることを教えてくれました。
地図に印をつけてくれたので、そこを目指せばよさそうです。
亡霊は、私が剣を持って戻ってくるまで、この宿屋に腰を落ち着けることにしてしまいました。
営業妨害もいいところですが、おとなしそうだからいいか……。

ちょっと迷いましたが、ヒャルティの剣はすでに攻略済の「大蛇の崖要塞」にあるのがわかっています。
ぱぱっととってくることにしましょう。

フォースウォーンたちがまた巣くっていたので、ばりばり戦いまして、遺跡に入ります。
ここでもさくさく戦いながら進みます。

ヒャルティの剣は、宝箱に入っていました。
前回来た時にこの宝箱があったかどうかは覚えていませんが、あれですかね、亡霊の執念によって現出したのかもしれません。

喜んでくれました!
そして、剣の達人アルカイアの稽古を伝授してくれました(彼にしてみれば「忘れているかもしれないな」という親切心からの復習だと思われます)。
おかげで、片手剣と防御のスキルがあがりました。

亡霊が姿を消して、エイディスも驚いています。
「私が彼の成仏に力を貸したのですよ、とは言わないでおこう」
「言えばいいのに~」
「……なんか、まあ、いいかなって」
「説明がめんどくさいのね~」
「なぜわかる」
ついでに、賞金首の仕事をひとつ請け負いました。こっちは後回しかな。
<終了したクエスト/タスク>
- ロガタスの手紙をレオニタスに届ける
- ヒャルティの剣をオールド・フロルダンの亡霊のところに持っていく
クエスト・タスク・気になる情報▽
<クエスト>
- ストームクロークの反乱に加わる(レイロフの勧誘)
- ウィンターホールド大学へ行く
- アズラの祠へ行く
- リフテンで顔面改造医を探す
- 【緊急事態】レッドガードの女を見つける
- 【声の道】グレイビアードと話す
- ドーンガードの首領と話す
- 帝国軍に加わる
- 【失われた無垢】親切者のグレロッドを殺す
- ロストナイフ洞窟の隠れ家にいる山賊の頭を倒す
- ドーンスターの博物館へ行く
- 【月明かりに照らされて】シンディングと話す
- 【シルバーハント】スコールと話す
- ドワーフの矢をカルセルモのところに持っていく
- 珍しい石を鑑定人のところに持っていく
- 【明かりを消せ!】ソリチュード灯台の炎を消す
- 【オラフ王の焚刑祭】オラフ王の詩歌を見つける
- デルキーサスを見つける
- 赤鷲の剣を見つける
- 【ボエシアの呼び声】ボエシアの祠を見つける
- ファルクリースの人々を手助けする
- アクラ種の最後の鞘をゴーザのところへ持っていく
- エルトリスのノートを読む
- 赤い峠道にいる巨人を倒す
- オルファン・ティアー号で敵のリーダーを倒す
- 【フォースウォーンの陰謀】タロスの祠へ行く
- アルクンザムスの遺跡を調べる
- 鍛冶の巨人の指を見つける
- 【恐怖の館】ボエシアの司祭を探す
- ディベラ聖堂で像を盗む
- スパイスを振った牛肉をヴォアダへ届ける
- ドルアダッチ要塞で敵のリーダーを倒す
<個人的タスク>
- 帝国・ストームクロークのどちらにつくかの検討
- シアーポイントにドラゴンが巣くっている
- ドレラスの小屋をどうするか決める
- 宝の地図7、10
- レイクビュー邸を建築
- レヴィン作のシリーズ4冊を読む「物乞い」「盗賊」「戦士」「王者」
- 反逆者の積み石に何か武器を持っていく
- サンダード・タワーに入る
<前回発生して今回まだ見ていないもの>
- オールド・オーク
- ホワイトラン首長と弟フロンガルの関係について
- ペライトの祠でケッシュを見つける
- スタンダールの番人を襲う吸血鬼
- ベリットの灰をルニルに届ける(ファルクリースのクエスト)
- 闇の一党の暗殺者に襲われる
その他の多少気になる情報>
- ホワイトランの警備情報は最悪(宿屋の客・シンミール情報)
- ドラゴンズリーチはドラゴンを閉じ込められるように改築された
- ウィンドヘルムで女性連続殺人が発生している